少し前になりますが、オーダーでクロコのトートバッグをお作りしました。
ワニ革の色はほぼグレーなのですが、少しベージュが入って、グレーとベージュの中間でグレージュと呼ぶ方もいらっしゃる独特な色です。
60㎝近いワニ革を2枚使い、胴部の真ん中がバッグそれぞれの中央に来るように裁断されていますので、片面と
その反対面も大きく同じ部位がきています。
どちらも中央を境にサイドに向かって左右対称になった斑の模様がやがて小さくなるところまで表現できているという、適切なサイズのワニ革の一番良いところがあてられています。
マチも大きく取ってあり、
バッグの容積も結構あるので、その分使い勝手が良くなっています。
入り口付近の内側の縁にも少しワニ革が使われていますが、このバッグの一番の特徴は、裏革のない一枚仕立てになっているところです。
底に近い内部に斑の裏側の模様が浮き出て見えているのがお分かりになるでしょうか。
最近のオシャレなクロコバッグです。
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