取引先の男性用個室トイレで見つけました。
基本的にはその趣旨に大賛成です。
立った状態で楕円形の水溜りに向かって放水するのですから、しぶきが飛び散り、便器や床を汚します。
ましてや男性の場合、気を抜くと最初の着水位置が正しく狙ったところに落とせない微妙な時もあり、小の時でも座って欲しいという所有者側からの要望はもっともなお話だと思います。
私は自宅ではトイレが汚れるのが嫌なので、必ず座ります。
しかし、外出時の個室では、小のためだけにお尻を汚れた便座に付けたくないという思いから、見た目の清潔さによっては立って行ないます。
自分が座る以前に誰がどんなことをしたか分からない便座への接触は必要時の最小限にとどめたいという思いからです。
日本ではあまりないのですが、海外に住んでいた頃には、人が腰掛ける便座の上にもその飛び散りをよく見かけました。
便座をおろしたまま、楕円のマトが更に小さくなった状態で用を足したであろう輩(やから)に辟易したものです。
緊急時、他に選択がない時にそんな便座に遭遇すると、ペーパーで拭き上げても不快な気分はおさまらず、帰宅後はすぐにシャワーで太ももの裏側を洗い流さずにはいられません。
世の中には便座を上げるという簡単な行為を怠る人が多い地域もあり、小の時にも座ってくださいというメッセージは、マナーの良い人達の間でしか響かないだろうと思いました。
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