2022年8月20日土曜日

パターンオーダーで受け賜わりました2022 no. 5 Scrub


こちらは6型からお選びいただけるクロコスニーカーパターンオーダーでご注文いただいた、クロコスリッポン DAMI no. 3625スクラブ(scrub)です。

今年のパターンオーダーでは、なぜかスリッポンをよくご注文いただきます。

そして、パターンオーダーでは24色からお選びいただけるのですが、なぜかスリッポンのお客様からはスクラブをご選択いただくことが多いのです。



今回、この5月に複数の販売店から個別にご注文いただいたスリッポンを5足入荷しましたが、その内3足がスクラブでした。

現在、スリッポンは定番ではないのですが、こうなるとクロコスリッポンを定番の一型に加え、更に最低1色はスクラブでご用意するというのも一考かも知れません。



このクロコスリッポンが人気の理由はいくつかあります。

面倒くさがり屋さんにとって、靴ヒモを結ばずに履けるというメリットは、間違いなくそのひとつです。

そして、アッパーにクロコ革を使い高級感を確保した上で、ソールにラバーを使用していますので、足に優しく、革底靴に比べ、長時間履いても痛くなり難いということがあります。




スクラブという色に付いてですが、英語的には「ごしごしこすって洗う」という意味があります。

半袖で首元がVネックの医療従事者が着用する白衣のこともスクラブと呼ぶそうです。

頑丈な素材でごしごし洗えるので、この名前が付いたという説があります。

そう言えば、ベイエリアの大学の寮にいた頃、この白衣を寝巻にしている学生が結構いました。

白衣とは言え、薄いグリーンが主だったような記憶があります。

また、スキンケア方法の一つにもスクラブというのがあるそうです。

粒子が配合されたケア用品で肌を洗って角質を落とすのだそうです。

その流れで言うと、このスクラブという色は、染料の作成段階にごしごしこすって洗う工程があったので、この名称が付いたのかも知れません。

ブラウンでもなく、ベージュでもない、しかしファッションには合わせやすそうな季節を問わない大人色が良いところの様に思います。



さて、このクロコスリッポン no. 3625は、2枚から別々に大きく採った左右対称のクロコ革を右足と左足それぞれの甲部にあてているところに迫力があり、カッコ良いとご評価いただいています。



形状的に足が深く靴に入り、



また履き口に厚くクッション材を入れていますので、他社のスリッポンに比べ、履いてしまうとキツく締まっている訳でなく、しかし抜け難いという特徴があります。



クロコ革で履き心地の良いラバーソールのスリッポンをご希望のお客様がいらっしゃいましたら、ぜひダーミのパターンオーダーからご用命ください。

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