2022年8月22日月曜日

パターンオーダーで受け賜わりました2022 no. 6 Sapphire


8月20日の記事に引続き、パターンオーダーによるクロコスリッポンをご案内いたします。


前回でもお伝えした通り、弊社のスリッポンは甲部が広いので、足が深く入る形状です。


その広い甲部に、大きく一枚つながりで、斑の模様が左右対称になる様、2枚のクロコ革から個別に対称部位を裁断した革があてられます。


ヴィンテージ系のクロコスニーカーは、染色前のクラスト革で縫製されたアッパーを、染料とともにドラムでかき回す製品染めです。

ご覧いただいてお分かりの通り、内側も一緒に染まるので、ソール以外は中敷きを含め、革の部分はすべて同色になるのが特徴です。



白いラバーソールの上にサファイア(Sapphire)のクロコ革は、よくマッチします。



新品でおろしたてのサファイアはとても映えて綺麗ですが、個人的にはしばらく履いていただき、経年により少し色褪せ、天然のグラデーションが出たくらいが一番良い頃合いだと思っています。


クロコ革を使ったサファイア色のスニーカーやスリッポンにはレアなカッコ良さがあります。

人が集まる場所に履いてお出かけになると、ただものではないと、一目置かれる存在に見られるかも知れません。

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