2023年5月10日水曜日

〈ダーミ〉/〈シキブ〉クロコシューズ オーダー会 阪急メンズ東京 その2


このオーダー会は5月16日(火)まで行われます。



定番クロコスニーカーの販売に加え、スリッポンやミドルカットなど6型からお選びいただくパターンオーダー、染色前のクロコ革クラストで作ったスニーカーに手染めで色付けするカラーオーダーをご用意しております。


皆様のご来店を心よりお待ちしております。

2023年5月9日火曜日

〈ダーミ〉/〈シキブ〉クロコシューズ オーダー会 阪急メンズ東京 その1



5月10日(水)から16日(火)までの1週間、有楽町の阪急メンズ東京5階紳士靴売場にて、クロコスニーカー〈ダーミ〉とクロコドレス靴〈シキブ〉のオーダー会を開催いたします。

ダーミからは定番のクロコスニーカーの販売に加え、パターンオーダーをご用意します。


〈ダーミ〉/パターンオーダー

■素材  : ワニ革1種類 24色

■デザイン : 6型(ローカット4型、ミドルカット2型)

■価格  : 187,000円(税込)から

■お渡し : 約3ヶ月
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今回から履き心地の良いクロコスリッポンを定番ラインナップに加えます。

〈シキブ〉からはワニ革をヌバックに加工したドレス靴もご用意いたします。



皆様のご来店を心よりお待ちしております。

2023年5月8日月曜日

Croco Sneaker no. 2979 Cyprus Green


こちらの画像はクロコスニーカー DAMI no. 2979 キプロスグリーンです。


このキプロスグリーンは在庫内定番色にはなく、パターンオーダーからのご用意となっています。


キプロスグリーンは、24色からお選びいただくパターンオーダーの中でもよくご注文を受け賜わる人気の色です。


ネットで調べると、キプロスは地中海東部の島、またその島の南部にある共和国のことで、キプロスグリーンはそのキプロスの自然をイメージした不透明な青緑のことと記述されています。



キプロスグリーンはパターンオーダーを始めた当初から用意している色ではありますが、当時グリーン系のクロコ革を使った商品は靴以外のバッグや革小物であってもレアものでした。

しかし最近は店頭やネット販売でも、グリーンのクロコ革が使われたバッグをよく見かけます。



黒や焦げ茶から抜け出したい大人のオシャレには、グリーンは良い選択のひとつになると思います。


ちなみに私はグリーンが好きで、以前はブリーフケース、財布、小銭入れ、名刺入れのすべてをクロコ革のグリーンで揃えていました。

人が見ている前で、クロコ革のバッグから同じ素材同じ色の革小物を取り出すと、ちょっとイケてる様な気がしました。

そして、次の自分用のクロコスニーカーはキプロスグリーンにしようと、心密かに狙っているところです。

2023年5月6日土曜日

コバルトブルーの二つ折り財布



コバルトブルーのクロコ革で財布をお作りしました。

形は二つ折り。

コバルトブルーはお客様からのご指定でした。



普段、バッグやポケットにしまっている時は、上段画像の様な二つに折った状態です。



それを広げると、まず外側はクロコ革の中心部を裁断しているのがお分かりいただけると思います。

一枚つながりの左右対称の斑は、中央の大きな四角が少しづつ小さくなり、やがて丸くなるまでのクロコ革の一番特徴的なところが一つの商品の中で表現されています。

これは、完成予定商品のサイズに合わせたクロコ革を用意するところから始まり、惜しみなくその一番良いところを抜き取ることで実現します。

せっかくクロコ革の財布をお持ちいただくのであれば、二つ折りでも、たとえ長財布であったとしても、この天然素材の特性を生かした贅沢はお客様へお届けする重要ポイントの一つだと私どもは考えています。


更にこの二つ折り財布は無双タイプと呼ばれ、内側にも外側と同じクロコ革が使われています。


そしてこの財布の一番特出すべき点は、内側のカードを差し込めるように切り分けられた部分も、まるで一枚がつながっているような斑の並びで縫製されているところです。


今回お願いした職人さんには細かいところまで気を使わせてしまい、製作は大変だったと思います。

しかし結果として、この二つ折り財布は外側も内側もクロコ革の醍醐味を最大限に引き出した商品になりました。



実は、私自身もずっとクロコ革の二つ折り財布を使っています。

私の場合、出先ではバッグなどの持ち物は他所に置いて、財布だけジャケットやパンツのポケットに入れて活動することが多いので、かさばらない二つ折り財布が便利なのです。

時々長財布にもあこがれるのですが、それは財布を入れたバッグを常に手の届くところに置いておける生活になってからにしようと考えています。

2023年5月4日木曜日

Croco Dress SA810 Dark Gray


クロコダイルのドレス靴 Shikibu SA810のご注文をいただきました。



SA810はプレーントゥの外ハネタイプ。

その製法は、ボロネーゼ式グッドイヤーウェルテッドです。

ホールカットのSA808と同様に、片足にクロコ革の斑の並びが一番きれいな中心部をあてますので、この靴1足の製作には2枚のクロコ革を必要とします。



今回受け賜わった色は、胴部中央にグレーを置き、甲部先端と踵それぞれに向かい濃くなっていくグラデーションです。

これは染色前のクロコ革クラストで先に靴を成形してしまい、最後に手染めで色付けするカラーオーダーで実現します。



手染めは、もちろんそれ専門の職人さんにお願いするのですが、高価なクロコ革にやり直しのきかない一発勝負の染色になるので、その職人さんにとっては相当緊張する作業だと思います。

また、染めの技術だけではなく、染料の組合せやその濃淡など色自体の出し方に精通した方でないとその職は務まらず、出来上がってきた際に希望と違うものになっていたりすると、後々すごく困ることになります。



靴への手染めができる職人さんは私の知る方だけでも結構な人数いらっしゃいます。

とは言え、弊社のカラーオーダーに関しては、商品の特性を理解し、意図を汲んでくださる気心知れた間柄でないと、細かな情報を伝えるのは難しく、手染めができれば誰でも良いという訳では決してありません。


そういう意味では、毎回要望通りの作業をこなしてくれる職人さんにはいつも感謝していることを、ここでお伝えしておきたいと思います。

2023年5月2日火曜日

子供の頃の思い出

 最近どういう訳か、ある程度年齢を重ねた今、子供の頃の記憶がふっと甦ることがよくあります。

そんな中に心苦しい思い出が隠れていたりします。

それは、地方都市の小学校3年生か4年生くらいのこと。


先生が運動能力測定の様なことを始めるというので、皆で机と椅子を端に寄せ、教室の中央に大きなスペースを作りました。

生徒の一人づつにいろいろなことをさせ、先生はペンとノートを持ち、それぞれの評価を記入していきます。

その中に教室の端から端までスキップをするというものがありました。

半分ほどの生徒がスキップをし終えた時、教室内がザワザワし始めました。

一人の女の子の、スキップができないということが暴露されてしまったからでした。

片方の足で2回ケンケン(片足飛びのこと/方言だと思います)して、次に反対の足で2回ケンケンし、それを繰り返すことで前に進むスキップ。

普段は並みより少しだけ活発な子でしたが、その時は何度もやり直させられ、片足で2回跳んだ後反対の足が続いて出て来ないのでうまく体重移動ができず、顔を真っ赤にしてとても恥ずかしそうでした。

特にその子に非がある訳でもないのに、クラス全員の前で恥をかかされるという異様な雰囲気になってしまいました。

しかし、配慮の欠片もない10才前後の子供達は、肉食動物が餌を見つけたかの様に、ここぞとばかりにワイのワイのとその女の子を笑いものにします。

普段は物おじせず、明るく話をする女子にこんな欠点があったのかと意外な驚きが、その事象をより大きくしてしまったかも知れません。

一人の生徒が攻撃の的となった場合、教育者であれば本来それを止めるべきですが、先生はそうはせず、何度かやらせればできるようになると思ったのか、更にスキップすることを命じました。

結局、その女の子は最後までスキップができないまま、運動能力測定は終了しました。

そこから、彼女はスキップができない女子のレッテルを貼られ、クラスメイトから事あるごとにからかわれるようになってしまいました。

それ以降、その子の周りの2、3人の優しい女子が何とかしてやろうと、一緒に休み時間にスキップを練習する光景を何度か目にしました。


子供の頃は性の違いが仲間の組み方に影響し、男の子同士であればドッチボールや草野球などスポーツを通して大小の差はありながらも、ある程度満遍なく付き合いが発生します。

しかし、男子はクラスすべての女子と話をするかというとそうでもなく、また女子からも同様にまたそれ以上に難しいものがあったと思います。

しかし、相手が中傷や差別の対象となった場合、男女の差なく子供達は一気にその距離を縮めてきます。

私はその子とは隔たりなく話をする仲でありながら、その運動能力測定の場ではスキップができないことをはやし立てた罪深い子供たちの一人でした。

小さな心を傷付けられた女の子は、後から考えると、しばらく心中穏やかではない時間を過ごしたと思います。


後日、私はその女の子に呼び出され、「ホラ、できる様になったよ。」と飛び切りの笑顔でスキップをして見せてくれました。

なのになぜかその時私は、「なんだそんなことか、くっだらねー。」と言って、興味のない態度をとってしまったのです。

なんであの時ちゃんと褒めて上げなかったのか?

何十年経った今でもそのことを思い出すと、心苦しく思ってしまうのです。

2023年4月30日日曜日

Croco Slip-on no. 3625 Scrub


画像はクロコ革のスリッポン、DAMI no. 3625 スクラブです。



以前にもここのサイトで言及しましたが、なぜこの色がスクラブと呼ばれるのか、未だよく分かりません。

ブラウン寄りの薄いベージュ。

英語の意味的には「ごしごしこすって洗う」という動詞で、また「半袖でVネックの医療用白衣」もスクラブと呼ばれます。



クロコスリッポンはこれまでパターンオーダーのメニューの一つとして、ご注文後3ヵ月かけてお作りしていましたが、現在no. 3625スクラブに関してはサイズ39から43までは伊勢丹新宿店に在庫のご用意がございます。

同色をサンプルとして展示していたせいもあるのでしょうか、これまでのパターンオーダーではスクラブは多くのご注文をいただいた色です。



ヒモ靴とは違い、足をスポっと入れるだけで履けるので、言葉を選ばずに言えば、面倒くさがり屋さんにはウケの良いカジュアルシューズです。

甲部が長く、履き口に厚めのクッションが効いていて、足が包み込まれる様なフィット感があり、革が柔らかく履き心地が良いとのご評価をいただいています。



クロコ革という素材をカジュアルに取り込んで、大人のオシャレにお役立ていただければと思っております。