先日、医療機関に提出していた大腸がん検診で、結果が返ってきました。
これまで私は大腸がん検診は内視鏡による検査だったのですが、今回はまず便の検査から始めました。
前回のブログ記事でもお伝えしましたが、これは区が支援する検診の一つで、個人の費用負担は200円のみだったのです。
この検査では、便中のヘモグロビンを測定し、大腸からの出血がないか調べます。
ヘモグロビンは血液成分を指します。
大腸にがんやポリープ、炎症性疾患などがある場合は、そこから出血があるはずと言う前提で、この検査は行われていると思います。
「思います。」と言うのは、実は今回は病院の受付で紙による検査結果を受取っただけで、先月行なった胃の内視鏡検査以降、まだ医師からの詳しい説明は受けていないからです。


さて、大腸がんを検出するヘモグロビン量の単位は、ng/ml。
「ng」はナノグラム(10億分の1グラム)で、「ml」はミリリットルですので、もし1ng/mlであれば、1mlあたりに10億分の1グラムの量が含まれていることになります。
検査にあたり、便を二日に分けて2回採取したのですが、基準値の0から150ng/mlに対し、どちらも0ng/mlという結果でした。
となれば、あくまでもこれはスクリーニング検査ですが、一応は異常がなかったとなります。
ただ、私は1年9ヵ月前の大腸内視鏡検査ではポリープを6つも取っており、先月の医師との面談では、大腸の方も内視鏡による検査も受けた方が良いとのアドバイスを受けています。
前回受けた胃の内視鏡検査の最終結果が来月以降に用意されるということなので、その際に担当医師に再度相談させていただこうと考えています。
この担当医師は、私の胃の内視鏡検査の結果を大学病院に持ち込み、他の医師たちの見解を踏まえ、最終結果を提供するということでした。
しかし、どうなんでしょうか。
体内から排出される便から、血液成分が1ng/mlも出ないなんて言うことがあるのかと、ちょっと懐疑的な私なのです。
基準値の0から150ng/mlの範囲で、例えば40とか50くらいだった方が信頼性は高かったような気がします。
また、多分今回も大腸の内視鏡検査を受けることになるだろうと思います。
その際、何の異常も発見されなければ、納得もいくでしょう。
しかし、もし一つでもポリープが発見されることになれば、今後は便によるがん検査の必要性は感じなくなると思うのです。
次回の内視鏡検査は、スクリーニングの結果を体を張って検証をする一つの例です。
200円しか払ってないのに、文句を言うなと叱られそうですが。