2025年8月20日水曜日

1年9ヵ月ぶりの内視鏡検査 その2

先日、医療機関に提出していた大腸がん検診で、結果が返ってきました。

これまで私は大腸がん検診は内視鏡による検査だったのですが、今回はまず便の検査から始めました。

前回のブログ記事でもお伝えしましたが、これは区が支援する検診の一つで、個人の費用負担は200円のみだったのです。


この検査では、便中のヘモグロビンを測定し、大腸からの出血がないか調べます。

ヘモグロビンは血液成分を指します。

大腸にがんやポリープ、炎症性疾患などがある場合は、そこから出血があるはずと言う前提で、この検査は行われていると思います。

「思います。」と言うのは、実は今回は病院の受付で紙による検査結果を受取っただけで、先月行なった胃の内視鏡検査以降、まだ医師からの詳しい説明は受けていないからです。



さて、大腸がんを検出するヘモグロビン量の単位は、ng/ml。

「ng」はナノグラム(10億分の1グラム)で、「ml」はミリリットルですので、もし1ng/mlであれば、1mlあたりに10億分の1グラムの量が含まれていることになります。

検査にあたり、便を二日に分けて2回採取したのですが、基準値の0から150ng/mlに対し、どちらも0ng/mlという結果でした。

となれば、あくまでもこれはスクリーニング検査ですが、一応は異常がなかったとなります。

ただ、私は1年9ヵ月前の大腸内視鏡検査ではポリープを6つも取っており、先月の医師との面談では、大腸の方も内視鏡による検査も受けた方が良いとのアドバイスを受けています。

前回受けた胃の内視鏡検査の最終結果が来月以降に用意されるということなので、その際に担当医師に再度相談させていただこうと考えています。

この担当医師は、私の胃の内視鏡検査の結果を大学病院に持ち込み、他の医師たちの見解を踏まえ、最終結果を提供するということでした。


しかし、どうなんでしょうか。

体内から排出される便から、血液成分が1ng/mlも出ないなんて言うことがあるのかと、ちょっと懐疑的な私なのです。

基準値の0から150ng/mlの範囲で、例えば40とか50くらいだった方が信頼性は高かったような気がします。

また、多分今回も大腸の内視鏡検査を受けることになるだろうと思います。

その際、何の異常も発見されなければ、納得もいくでしょう。

しかし、もし一つでもポリープが発見されることになれば、今後は便によるがん検査の必要性は感じなくなると思うのです。

次回の内視鏡検査は、スクリーニングの結果を体を張って検証をする一つの例です。

200円しか払ってないのに、文句を言うなと叱られそうですが。

2025年8月6日水曜日

今夏二度目のドォーン、ドォーン

 昨日は早めに夕食を終え、録画していたお気に入りのTVドラマを見ていた時でした。

外からドォーン、ドォーンという爆発音が聞こえてきたのです。

すぐに思い出したのは、この6月の始めに「突然のドォーン、ドォーン」というタイトルで、自宅のベランダから見た花火を、ここのブログでご案内したことでした。



外に出てみると、やはり今回も花火で、同じ夏に2度も自宅から季節の風物を楽しめる幸運に、喜んでカメラを持ち出したのでした。



前回の手振れでよく撮れなかった失敗を教訓に、今回はしっかりと三脚を立て、時間のかかるオートフォーカスを解除し、あわてて撮影したのが今回アップした画像です。

ただリモートスイッチを設定するのが面倒だったので、液晶パネルをタッチすることでシャッターが切れるタッチシャッターを使ったのですが、やはり多少のブレは発生しました。



しばらく楽しんでいたのですが、しかしどうも様子が変なのです。



打ち上がる花火のタイミングが一定ではありません。



そして、高く上がるものがあるかと思えば、低い位置でばらばらに弾けるものがあったりと、ちょっとまばらでおかしな感じでした。



後からニュースで知ったのですが、今回見た花火大会は海上の台船から打ち上げられており、その台船8隻の内の2隻で火災が発生していたとのこと。

知らなかったとはいえ、大変な思いをしている人達がいた間に花火を喜んだりしてしまい、申し訳ない気持ちになりました。

怪我をされた方々には、心から御見舞い申し上げます。

2025年8月1日金曜日

お昼はソバに

早いもので、今日から8月に入りました。

連日異常な暑さが続いていましたが、南から台風が近づいていることで、今日の東京は曇り空の下、少し風もあり、一息つけるような涼しめの月初を迎えています。



金曜日ですが、実は今日はお休みをいただいており、朝起きて、ストレッチで体を動かし、部屋の掃除を済ませ、お昼はソバをいただくことに。

ネギと大根おろしを用意し、出来合いのいなりと巻きずしを添えました。

ソバの横には、ハチミツとアマニ油を加えたヨーグルトでより健康的にしてみました。

暑過ぎない夏の午後、いい感じの昼食になりました。

2025年7月25日金曜日

1年9ヵ月ぶりの内視鏡検査 その1

これまで20年間近く、私は上部下部ともに内視鏡検査はかかり付けである総合病院の内科で受けていました。

しかし今回は、自宅近所の内視鏡検査を主とした開業医の医師にお願いすることにしました。

そのきっかけは、自宅に区役所から「がん検診のご案内」という封書が届き、その中に7種類の検診が提案されていたことでした。

私は胃がん検診(内視鏡検査)と大腸がん検診の二つを選択し、指定されているリストから今回の病院に予約を入れました。

正直に申し上げると、受診に至った大きなモーチベーションの一つに、医療機関に対し区から補助金が出るからでしょうか、自己負担金が格安だったのです。

胃の内視鏡検査が1,500円、大腸の方は提供されるキットでの便の検査だけですが200円。

電話で予約を入れると、これまでの病院と同様に、前日9時までに食事を終え、翌朝起床後は水分以外は取らない様にと指示を受けました。

予約時間が午前11:30になったので、当日は朝起きて食事を取らず空腹状態のまま、少し時間を持て余すことになりました。

家を出るまでの時間を使いWebで調べてみると、その病院は昨年5月に開業したばかりの新しい施設でした。


当日予約時間に訪問すると、建物は新しく、医療設備も新品の様で、最新技術で検診されるのは良かったかなと思いました。

受付を済ませ、その後看護師さんが待合エリアの私のところに来られ、「今日は混んでおり、少し待つことになります。」と言われました。

その際、胃の検査は口と鼻のどちらからにしますか、と質問されました。

それぞれのメリットデメリットを伺うと、口からの場合、ノドを通る時に辛いこと、鼻はノドほど辛くはないものの、粘膜を傷つけると出血の原因になる可能性があるとのこと。

鼻からの場合、カメラは小さくなりますが、画像の品質にそれほど変わりはないとのことでした。

これまで胃の内視鏡検査は私は口からでしか経験がなかったので、一度やってみようと、今回は鼻からの検査をお願いしました。


しばらく待つと、名前が呼ばれ、検査室に入室。

持ち物をロッカーに入れ、服を着たまま診察台に座り、小さな紙コップ一杯の薬を飲み、その後横になり、両方の鼻の穴に麻酔薬を含む2種類の薬液が注入されました。

しばらく待つと、大変お待たせしましたと恐縮気味に医師が入室してきました。

開業医にしては、かなり若めで真面目そうなドクターという印象でした。

顔に光が当たるので、最初は目を閉じていてくださいと言われ、カメラが鼻から入っていき、検査が始まりました。

カメラの先端がノドを通る頃、「それを飲み込んでください。」と指示があり、ものを飲み込む様にノドを動かすと同時にカメラが奥に入ってくるのが分かりました。

胃の中でカメラが動くたびに鼻の穴を広げられるように感じますが、それ以外はあまり身体的な負担は感じませんでした。

PCモニターの反対側に横向きだったため、壁掛け時計をずっと見ていたのですが、カメラが鼻から入って抜けてくるまで、およそ10分ほどでした。

その医師は、「後で画像で説明します。大きな問題はありませんでした。」と言われ、検査室を退出されました。

では、大きな問題以外はあったのかなと、少し不安を感じました。


検査室を出て、待合エリアでしばらく待つとまた名前を呼ばれ、今度は診察室に入ると、待ち受けていた前段の医師から次の様な診断結果が告げられました

1) 食道の上部に軽度の炎症がある。

2) 逆流性食道炎ほどではないが下部に多少の腫れがある。(以前、他の病院での検査では逆流性食道炎があると言われていました。)

3) 胃底腺ポリープがあるが、すぐに消えるので、問題はない。

4) 平たく膨らんだポリープがある。粘膜の下の脂肪かも知れないので、今後大きさに変化がなければOK。

5) 十二指腸に粘液が貯留。飲酒によるものかも知れない。

丁寧なご説明をいただき、どれも大きな問題ではないとのことで、安心しました。

そして、指摘を受けたそれぞれの画像を印刷し、それにコメントを書き入れてもらい、持ち帰れるとのこと。

これまでの内視鏡検査では、そこまでのサービスはありませんでした。


今後の大腸検査については、便による検査ですが、以前内視鏡検査でポリープを6つ切除したことを伝えると、大腸も内視鏡検査をした方が良いとのアドバイスを受けました。

この日は一応便による検査キットは受け取りましたが、後日結果が出る頃に下部内視鏡検査の予約を入れましょうということに。


さて、診察を終え、ちょっと待ちましたが、精算で受付に呼ばれると、請求金額は本当に1,500円と200円の合計1,700円のみで、カードで支払いを済ませ、病院を後にしました。

とてもコストパフォーマンスの良い、検診となりました。

もし初めて行った飲み屋さんでこんなことがあると、後から怖いお兄さんが出て来るかもと、ヒヤヒヤしたのではないでしょうか。

2025年7月17日木曜日

東の空に虹が



雨は降らなかったのですが、東の空に虹がかかりました。

十年ちょっと前ですが、昼過ぎに出た虹を見た後、ちょっとした運命の転換点になる様な出来事がありました。

今回もまた同様のことがあるような気がしたので、私のブログを読んでいただいている皆さんとそれを共有しようと思い、この記事アップしました。


何か良いことがあったら、ご連絡ください。

2025年6月22日日曜日

「すあま」って何?

先日、仕事帰りに買い物をとスーパーに寄って、和菓子のコーナーをのぞいた時に、それは棚の一番上に並んでいました。


パッケージの真ん中に、「すあま」と印刷されたラベルが貼られていました。

その形、サイズ、色といった情報を元に、私の記憶のデータベースを検索してみました。

その近くにあるつぶあんの載ったよもぎだんごに関しては、瞬時に口の中に入ってきた際の感触と味が思い浮かびます。

ピンク色に薄く白い粉が載って、オシャレな外観ではありますが、すあまに関しては、どうしても結果に行き当たりません。

「どんな味がするのだろう?」と興味は湧くのですが、知らないものに手を出すことには少し気が引けます。

そんなに値段が高い訳ではないのですが、どうしようかとその売場の前で数十秒間立ち止まり迷いましたが、結局買い物かごに入れて、レジーに向かうことにしました。


後にネットで調べたところによると、次の様な記述がありました。

「米粉に砂糖などを加えて蒸した餅菓子の一種。」

「江戸時代に東京の木場で誕生したという説があり、歴史のある餅菓子。」

「すあまという名前の由来はうす甘いからきたという説が有力。」


スイーツ関係には幼少期からアンテナを高くしてきた方ではありますが、東京で誕生ということで、九州で育った私には馴染みがなかったのかも知れません。

すあまを説明した文献には「ういろう」との比較が多く出ていました。

ういろうは昔から認識していましたので、それぞれの知名度の問題なのかもとも考えました。

ちなみに、それら二つの違いは、ういろうが「小豆の渋皮煮を練り込んだ菓子。」で、すあまが「きな粉と砂糖を練り込んだ生地に小豆あんを包んだ菓子。」だそうです。

良く分かりません。


さて、帰宅後すぐにパッケージを開き、食べてみることに。

味は餅のように粘着性はあるものの、白玉団子よりは少し固めで、そんなに甘味はありません。


真ん中で割って断面を見ると、ピンク色は外側の層だけで、その内側は白でした。


この餅菓子の需要としては、これを子供の頃に食した思い出を持つ人達が、懐かしさから手に取るのではと考えられましたが、他には思いあたりませんでした。


しかし、「すあま」って、おかしなネーミングですよね。

実態を知らずにその言葉だけを聞くと、なにか違った想像をしてしまいそうです。

2025年6月21日土曜日

今日のラーメンは?

最初は、ネギのシャキシャキ感を味わいたいと考えたのがきっかけで、大量のきざんだネギをラーメンに入れたシンプルなネギラーメンを作るつもりでした。

通常、ネギラーメンのネギと言えば、細長い白髪ねぎにごま油や豆板醤で少し辛めに味付けしたものですが、今回のイメージは可能な限り薄くきざんだだけのねぎです。


しかし、作り始めると、近くに薄切りの豚バラ肉があり、さらに玉ねぎがあると、ついきざんで炒めて一緒に入れたくなってしまいました。

また、今回はネギが主役と思い、スープは薄めに作りました。

それが後になって、素材の味を生かすことになり、とても良かったと思いました。


ラーメンが出来上がり、まずネギと麺を箸ですくって食べると、シャキシャキする噛み心地がよく、当初期待した通りにできていました。

次に玉ねぎと炒めた豚肉を麺と一緒に食べると、塩と胡椒とナベ肌にちょっとかけたしょう油だけの味付けだったのに、甘味を感じ、おいしさを引き立てました。

そして、ネギと豚肉をどんぶりの端に載せていたのりと一緒に食べると、それぞれの風味が口の中で広がり、更においしいのでした。

今日の自作ラーメンは大満足です。

2025年6月11日水曜日

とうとう手を出してしまった三色団子

スーパーの和菓子コーナーの側を通る際には、いつも見過ごしているだけでした。

同じ棚の左右上下に並んだ「こしあん」や「つぶあん」の載った「白玉」や「よもぎ餅」、そして「みたらし団子」などは時々気が向くと手に取り、買い物かごに入れてきました。

しかし、気になってはいたものの、これだけにはなぜか抵抗があったのです。

昔からある独特な3色の組合せに馴染めなかったからか、また食べた際の味が想像に及ばなかったからなのかも知れません。

そして今日、とうとう手を出してしまったのです。

三色団子。

食べてみると・・・・


3つの違う色で分けられているにもかかわらず、どれも同じ味。

特に甘く(または辛くなど)味付けされているということもない、ただの団子という感想でした。


昨今の巷に並ぶスイーツほどバリエーションはなく、団子というだけで価値があり、一本の串に3色の玉が目を楽しませてくれる時代には、その価値は高かったのでしょう。

いや、それは個人的な偏った感想で、未だこの三色団子が好きでたまらないという根強いファンがいるのを知らないだけなのかも知れません。

ただ、どんなにスイーツが欲しいと思った日でも、そしてたとえこれが店に並んだ最後の1パックだったとしても、多分2度とこれを私が購入することはないと思います。

そして、今後スーパーで三色団子を見ても、もうそれが気になることはなくなりました。

どうでも良い様な小さなことですが、ずっと知らないままよりは、知って気にしなくなる方が良いというのは、きっとこういうことなのでしょう。

2025年6月5日木曜日

突然のドォーン、ドォーン

先日の夕刻、自宅でリラックスしていると、外から「ドォーン、ドォーン」という何かが爆発している様な音が聞こえてきました。

ベランダにとび出してみると、遠くの空に花火が上がっていました。



あわてて部屋に戻り、望遠レンズに交換したカメラを持って再度外に出、何度もシャッターを押しました。

最初は焦点が合うまでに時間がかかり、広がる花火にタイミングが取れず、うまく撮れませんでした。

オートフォーカスとフラッシュを解除後、スタビライザーをオンにし、再度撮影を始めますが、花火が遠すぎて、手振れは防止できません。



それでも、被写体がなんとか花火と分かるくらいに撮影ができたのが、今回アップした画像です。

打ち上げられた花火を見たのは久しぶりでした。



思えば、昨年までは日々業務に追われる環境が続き、規模の大きな花火大会に行くなどと言った余裕はありませんでした。

今年からはスポーツ観戦や美術鑑賞などを含め、少しづつ娯楽に時間を割ける生活にしていきたいと感じました。



さて、後日確認すると、その花火大会は私が見たサイトから13km程離れた場所で開催されたものでした。


よくまあそんな遠くから音が聞こえ、そこに広がるきれいな光の輪が見れたものだと、感心したのでした。

2025年5月14日水曜日

朝日を浴びながらの一杯

5日間続いた肉体労働を終え、平日ですが、本日はお休みをいただきました。

ゆっくりできるはずなのですが、凝った体で寝ていられないくらいに体が痛く、午前5時頃にベッドから起き出てしまいました。

うつ伏せで寝ていた様で、押さえつけられていたであろう右目のマブタも少し腫れています。


トースト1枚とフルーツの朝食をとりました。

ソファーに腰を落とし、TVで朝のニュースを見始めました。

もう少し休んでいたいと思うのですが、寝付けそうもありません。


窓から朝日が差し込む中、リラックス効果を期待し、焼酎を一杯いただくことに。

レモンや梅は入れないシンプルなお湯割りですが、めったに飲まない時間の貴重な一杯に少しの甘味さえ感じます。

これから出勤準備の方もいらっしゃるであろう中、朝からの飲酒に、少しの罪悪感と何とも言えない幸福感が入り混じります。

ちょっと酔えば、1時間ほどは眠れるかも知れません。

2025年5月6日火曜日

今年のゴールデンウィークは・・・

私どものゴールデンウィークは、ここ何年間にも渡り百貨店でのイベントでの販売がスケジュールされた忙しい時期でした。

商品がクロコダイル革なので、結構単価が高く、複数の販売になると百貨店側もより売上が見込め、双方にとって期待の高い恒例の行事となっていました。


アイデアを絞り出して、この期間のためだけに毎年違ったディスプレイを考案し、Webやハガキでお客様へご案内をお届けしてきました。

現在、弊社は営業を休止していますので、今年はそのイベントが設定されておらず、私どもにとっては久しぶりに静かなゴールデンウィークとなりました。

これで良いのかと思うほど平穏で、少し異質な感じを受けています。


そう言えば、もうひとつ思い出すのは、以前ここのブログでもご紹介しましたが、ゴールデンウィークが終わった昨年の今頃、私は痔の手術を決断し、4日間の入院をしました。

病院の手術室に入ることになったのは、人生でそれが2回目のことで、とても緊張したのを覚えています。

手術は局部麻酔で行なわれ、まず手術台の上に横に両足をそろえて座り、手術着をめくられた背中を丸め、医師による脊髄注射から始まりました。

マニュアル通りだったのかも知れませんが、その間不安な気持ちの私の肩に両手をあて、落ち着かせようとする優しい看護師さんがとても印象的でした。

下半身が何も感じなくなると、ついに手術台に横になり、広げた両足のそれぞれを専用台の上に載せられ、手術が開始されました。

お腹の辺りにシールドをかけられていたので、自身で様子を見ることはできませんでしたが、この時も看護師が私の腕辺りに手を添えてくれていました。

衝撃的だったのは、手術を終え、病室に戻ると、履いていたパンツではなく、オムツを履かされていたことでした。

そのオムツを取り外し、大事なところを見ると、手術をし易くする為だったか、竿が上向きに倒され、下から袋を被せ、横向きに貼られた2本のテープで押さえ付けられていました。

まるで浜辺でひっくり返ったカメのようでした。

さて、そこから1年経ちましたが、その手術のおかげで、痔の症状は改善され、このゴールデンウィーク中も、そこに関しては良好な日々を送ることができています。

2025年3月24日月曜日

サイズ39


クロコスニーカー DAMI no. 2979 ダークグレー


もうほとんど黒に近い濃いグレーで、派手な色使いなどで気をてらわない大人の男性には好評でした。


少し前まではクロコ革と言えば黒が定番という時代もあり、そういう意味ではそこからほんの少しだけはずしたところが良かったのかも知れません。



クロコスニーカー DAMI no. 2979 ブラック。


こちらは思いっきりブラックですが、染色前のクロコ革クラストで先に靴を組み上げ、その後に手染めで色付けしたブラックです。


靴ヒモをブラックの平ヒモにし、ソール以外はブラックのモノトーンにしました。

靴箱の中に白の平ヒモを同梱していますので、ヒモを付け替えることで、白黒のコントラストをお楽しみいただくこともできます。



クロコスニーカー DAMI no. 1807 ブラック


上段2足に比べ、この靴だけ木型が違い、形状がシャープになり、軽量化されたところが特徴です。


製法はワッシュタイプと呼ばれる製品染めで、革が柔らかく、履き心地は快適です。


今回ご紹介した3足はすべてサイズ39で、センチで言うと24.0から24.5cmほどです。

ご希望の方がいらっしゃいましたら、ダーミジャパンまでお問合せください。

2025年3月11日火曜日

花粉症対策には・・・

ニュースの天気予報などでも報じられている様に、今の時期は花粉がマックスで舞っています。

以前もここでお伝えした記憶があるのですが、私はひどい花粉症で、病院からの飲み薬と点鼻薬がないと、くしゃみ・鼻水・鼻づまりで、仕事にならない状況でした。

寝ている時さえも鼻で呼吸ができないものだから、口の中がカラッカラになり、夜中に何度も目を覚ましていました。

未だに信じてくれない友人も多いのですが、この10年ちょっと前くらいから、そんな私があることで完全にその花粉症から解放されたのです。

きっかけは昼食でした。


外食が面倒に感じていた頃で、コンビニでおにぎりやサンドイッチに加えヨーグルトを買って、オフィスで食べていました。

それを何カ月もの間毎日続けました。

そうすると、気付かぬ内に、何事もなく花粉症の季節を乗り切っていたのです。

試しにヨーグルトを少しの間やめてみると、花粉の季節でなくても、夜中口の中が乾き目を覚ますことがあり、その効果を確信したのでした。


勝手な私の憶測ですが、ヨーグルトを食べることで、腸内フローラがより活性化し、免疫力が安定的に向上したのではないかと考えました。

もしそうであれば、花粉が舞う春に一時的に食べるというだけでは効果はなく、年間を通して継続的にヨーグルトを取り入れ体質改善を図る必要があります。

現在も、昼に取れない時があると、夕食または寝る前にでも一日に一回必ずヨーグルトを食べるようにしています。


そんな私がどういう訳か、今年はちょっと調子が悪いのです。

ヨーグルト接種を怠った訳でもありません。

考えられることと言えば、昨年私は痔の手術をしました。

その時、固い便が腸内に溜まることが痔を悪化すると言われ、手術を前後して数カ月の間、一日3回毎食後排便促進剤を服用し、日に1、2回は必ずお手洗いに行っていました。

ひょっとするとそのせいで、腸内バランスを崩していたのかも知れません。



さて、画像は今日私がいただいたヨーグルトです。

スーパーやコンビニで購入できるまったく市販のものです。

ただ、我が家ではヨーグルトにハチミツとアマニ油を落としています。

ハチミツはビタミンBやC、ミネラルを含み、またプレバイオティクスとして腸内環境を整える役割があるそうです。

アマニ油には、血圧やコレステロールの改善、動脈硬化の予防、アレルギー症状の軽減などの効果があるそうです。

何だかとても健康に良いことをしている様な気分になります。

2025年2月15日土曜日

今年のバレンタインデー 2025年


今年のバレンタインデーにもらったチョコレートはニャンコの缶に入っていました。


中にあった種類の違う3個の丸いチョコの内、一つは既に私のお腹の中ですが、最初はホワイトチョコレートでした。



包みを開くと、チョコの球の上にネコちゃんの引っかき傷が付いていました。

2025年2月12日水曜日

スノームーン



今日は満月でした。

人から聞いたところによると、アメリカ先住民は2月の満月をスノームーンと呼ぶとのこと。

冬の寒さで、大地が雪に覆われる季節だからだそうです。

2025年1月12日日曜日

今年の干支は 2025年

令和7年、今年の干支(えと)は「巳(へび)」。

正確言うと、干支は十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)の組合せで、今年の十干は「乙(きのと)」、十二支は「巳(み)」なので、干支は「乙巳(きのと・み)」です。

十干は「甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸」の10種類。

十二支は「子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥」の12種類で、十干との組合せで60通りあり、乙巳はその中の42番目にあたります。

乙巳は、「努力を重ね、物事を安定させていく」という意味合いを持つそうです。


巳(へび)は神様のおつかいとしてお祀りする神社もあり、神聖な動物として崇められてきました。

脱皮を繰り返して成長していくさまから、復活と再生のシンボルとして縁起の良い動物とも言われ、へび年は事が順調に進む年と言われています。

日頃の努力が実を結び、大きな成果が期待される年でもあります。


さて、今年も行きつけのクリーニング店で、干支の置物をいただいてきました。

昨年の「辰」と同様に、へびの姿が少しいびつで残念なのですが、石鹸で大量に成形する製作工程ではこれが妥協できる限界なのかも知れません。

クリーニング店からは、「もらっておいて文句を言うな」と言われそうです。


この置物はこれから一年間、神社でいただいたお札(ふだ)の隣に置いて、毎日手を合わせます。

順調に物事が運ぶ年にしたいと思っております。

2025年1月5日日曜日

ラーメンの味

個人的なことですが、食べ物の中では比較的に麺類が好きです。

その中でも、私は福岡出身で、ラーメンには少しこだわりがある方です。

東京に出て来たばかりの頃は、ラーメン店に入り、ラーメンを食べることがあっても、その味の違いに憤り、これはラーメンとは違う食べ物だという気持ちでいただいていました。

海外に出て、何年か帰国できない期間があり、その頃の最も食べたいと切望する故郷の食べ物はなぜかラーメンでした。

他国とは言え、先進国でしたので、ラーメン店がある地域もありましたが、私が望む豚骨でダシを取った福岡地方特有のラーメンなどは当然のことですが、ありません。


国内では、地元以外の地域でも、福岡のラーメンまたは博多ラーメンと称し提供する店はあります。

しかし、どこへ行っても、私が期待する本物の福岡のラーメンを出してくれるところはありませんでした。

その中には、パッケージに小分けされた濃縮スープを購入し、それを店で注文ごとにどんぶりに移し、お湯で溶かして提供すると言う店もありました。

本当の味を求めるのであれば、店の前に立つと、豚骨をその店で煮込んだ匂いがするようなラーメン店でなければならないと、私は思っていました。


ところが、故郷を出て、何十年も経ち、久しぶりに帰った際においしいラーメンを食べたいと思い、探し歩くのですが、なかなかおいしいラーメン屋さんに行き当たりません。

Webで検索し、福岡でも評価の高いラーメン店の上位何軒かを食べ歩いてみましたが、子供の頃食べて、おいしいと感じたラーメンとの出会いはありませんでした。

その考えられる原因に、二つの可能性がありました。


まず一つ目は、時代の流れとともに、福岡のラーメンの味が変わってきたのかも知れないということです。

どのラーメン屋さんも他の競合店に負けないように、競っておいしくしようと日々努力を重ねることでしょう。

そして、一軒の店が慣れ切った味の中から革新的なものを開発し、多くのお客さんがそこに流れて行くと、他の店もその味を追随し、お客さんを呼び戻そうとすることでしょう。

その流れの繰り返しが何年も続く中、伝統の味が少しづつ変化していたのかも知れません。


もう一つは、私個人の経験の積み重ねによって発生した、記憶の変化です。

大人になって、多くの食材と出会い、おいしいと感じるもの、またそうでないと感じるものの幅が広がり、子供の頃の味覚が今と違ってきているのかも知れないと思いました。


もうあの頃の感覚を味わうことはできないのだろうと諦めていたところ、昨年の末にとうとう見つけたのです。

あの頃と同じ香りと味のするラーメンを。

しかも、東京都内で。


競合ひしめく本場の地を避け、味の進化を競い合うこともなく、日々粛々と伝統のレシピを守っていたのではないでしょうか。

歩いていると、その店にたどり着く少し手前から、豚骨を煮込んだあの匂いが漂ってきました。

店に入って確信しました、ここは間違いないと。

カウンターの中ではご夫婦か姉弟か親子か(またはまったくの他人か)といった男女二人が調理しており、ラーメンを注文すると、そんなに待たずにそれが運ばれてきました。

白濁した豚骨スープですが、こってりという表現とは程遠く、さらっとあっさりした私の知っている昔ながらのスープでした。

麺も特有の細麺で、スープを残し、替え玉(麺だけのお替り)をいただいた際は、ポットに入った専用のタレを「どうぞ」と言って出してくれました。

そう言えば、昔の店ではあとから追加するしょう油タレはやかんに入っていて、紅ショウガの入ったケースとともに各テーブルに置かれていた記憶があります。

替え玉を頼んだお客さんは誰に言われることもなく、そのタレをやかんから残りのスープに継ぎ足していました。

博多港近くにラーメン専門の屋台がずらりと並んだエリアでは、のれんをくぐり「ラーメン二つ」などと言うと笑われていました。

地元の人たちは、そこにはラーメンしかないので「ひとつ」とか「二つ」と注文するからでした。

それぞれの人達に好みがあり、並んだ屋台の何番目の「〇〇亭に行きよったい」とか「××軒の方がうまかよ」という話をよく聞いたものです。


さて、何十年ぶりかに出会った本物のラーメンを堪能し、支払いをしようとカウンターの中を覗き込むと、お母さん風の女性が笑顔で「どうでした?」とたずねてきました。

私は迷わず、「子供の時に食べていたのと同じラーメンでした」と応えました。

そして、「福岡なの?」、「そうです」、「私たちもよ」などと言った会話の後、「また来ます」と言って店を出て来ました。


この歳になって、この遭遇は期待以上でした。

大変満足しました。

昼間は仕事があり、なかなか伺うことができません。

もうしばらくはこの味を守っていてくださいと、心から願うばかりです。

2025年1月1日水曜日

新年、明けましておめでとうございます



例年は商品を卸した販売先が元旦に営業している場合もあり、もしかすると連絡が来るかも知れないと、なかなか気の抜けない正月を迎えていました。



しかし、昨年夏以降、私どもダーミジャパンは休業となっておりますので、今年の正月は朝遅めに起き、おせち料理に日本酒をいただいています。




ゆっくりしていると、二日前に通販で注文したスウェットシャツが届きました。

少し前まで、三が日と言えば全国どこもお休みが当たり前という世でした。

宅配ドライバーのお兄さんは大変ですが、ネットで買い物をするようになると、正月休みは流通業界にとってはあまり関係なくなったようです。