2022年10月13日木曜日

パターンオーダーで受け賜わりました2022 no. 10 Brighton Blue


クロコ革の外ハネ&ストレートチップ。

ドレスタイプのスニーカー no. 3604を、ブライトンブルーでご注文いただきました。



前回のここのブログでも、定番のスニーカータイプでオーダーいただいたブライトンブルーをご案内しました。

パターンオーダーでは24色からお選びいただけるので、ブルー系を選択されるお客様は結構いらっしゃいますが、その中でもブライトンブルーは更に人気です。

ブルーは、クロコ革が映える色の様です。




このスニーカーにも、伸び縮みする靴ヒモ、エラスティックレースが取り付けられています。

足を入れると履き口が広がり、スリッポンの様に脱ぎ履きできるので、腰を曲げヒモを結ぶ手間から解放され、時間をかけずに靴を履くことができます。

外ハネ式は形状的にハネ部が無理なく左右に開くので、エラスティックレースが最も機能するのは、このドレスタイプの no. 3604だと思います。

実は私自身でも、エラスティックレースの付いた外ハネのドレススニーカーを保有しています。

外出の際には、玄関先にそれがあると、簡単に履いてしまえるので、足が自然にその靴の方に向いてしまい、ヘビーローテになってしまいます。




ご注文の際にお客様からは、帝国ホテルなどの一流の社交場に履いて行っても違和感のないスニーカーというリクエストをいただきました。

黙っていれば、ドレス靴と見間違える様な、品のあるキレイなブルーのスニーカーに仕上がっています。

どちらに履いて行かれても、恥ずかしい思いをすることは決してないと思います。

近年ファッションはカジュアル化に大幅に傾き、スニーカーだからと言って異を唱える方が、逆にもう時代遅れなのかも知れませんが。




今回のお客様はダーミのクロコスニーカーを日常から履いていただいているユーザーさんでいらっしゃいます。

大変有難く思っています。



しかし、一般の販売店ではダーミのクロコスニーカーを気に入っていただくお客様に出会う確率はあまり高くありません。

なぜなら、高級素材を使った靴なので、まず安価ではないことがあります。

そして、そのお客様が靴のオシャレにご興味があること、エキゾチックレザーが嫌いでないことなど、条件を重ねていくとストライクゾーンは自然と狭くなってしまうからです。

投手であれば相当に良いコントロールを求められ、フォアボールばかり出していると、いつの間にか戦力外になってしまうのはどこの世界でも同じです。

しかし、あまり他に類のない商品でもあり、一度お気に召していただくと、その後は複数足お求めになられる方もいらっしゃいます。



そんな数少ない出会いでも、お気に入りの1足をカッコ良く履いていただくお客様は、この十年で少しずつ、しかし確実に増えてきた様に感じます。

こうした方々に、ダーミは支えられています。

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